パワーポイントは見た目の印象が8割
いろいろな営業の場面で、顧客に要望されて提出する提案書。
そして、その提案書を作成するツールで一番多いのは
おそらくパワーポイントではないでしょうか?
パワーポイントは、誰にでも気軽に操作できて
それでいてしっかりとした提案書を作り込むことができる
便利なツールですね。
また、初めて訪問する会社での事業紹介のプレゼン資料とかも
パワーポイントで作成することが多いと思います。
営業マンにとってはそれぐらい身近なツールではないでしょうか。
ただ、そのパワーポイントでの資料作成の際に
あなたは見た目の体裁にどれぐらいこだわっていますか?
以前の話ですが、私のところへある営業マンが訪問してきて
自社の事業紹介をしました。
事業紹介の内容について、パワーポイントで資料を作って
それを配布して一生懸命に話し始めます。
そこまでは良いのですが
問題はその事業紹介の資料の「見た目」です。
おそらくパワーポイントで作成したものなのですが
あまりにも体裁が整っていない資料だったのです。
- 使用している文字のフォントがバラバラ
- 文字のカラーがバラバラ
- 「どこかから使い回しました」丸出しのスライド
- 意味の無い挿絵がたくさん
- 図や表が文字と重なっている
など、内容はともかく、体裁が全く整っていないのです。
これでは例え内容が良かったとしても
資料の見た目で印象が悪くなってしまいますね。
せっかく作った資料なのにもったいないです。
見た目がすべてではないですが、とは言うものの
お客さんに出す資料です。
まずは最低限見た目にこだわらないと
良いイメージを与えることができません。
見た目が綺麗で見やすい資料を作って
初めて、お客さんが資料の内容に目を通してくれる訳です。
ぜひ、パワーポイントで資料を作るときは
見た目の体裁を整える習慣をつけてください。
では、見た目の綺麗な資料を作成する際は
どんなポイントを押さえておけば良いのでしょうか?
好印象を与える資料作りのポイント
お客さんに提出する提案書などの資料作りで
最低限押さえておくべきポイントは
見た目の綺麗さというお話をしました。
パワーポイントでの資料作りには
欠かせないポイントです。
では、どんなポイントを押さえて
資料を作成すれば良いでしょうか?
いろいろなポイントがありますが
今回は「最低限これだけは!」という
8つのポイントを紹介します。
パワーポイントでの資料作成での
8つの「最低限これだけは!」
- 表紙と本編でテンプレートを区別しているか
- イメージカラーが統一されているか
- スライドにページ数は入っているか
- テンプレートに会社のロゴは入っているか
- 提出日の日付は入っているか
- 各ページのフッターは統一されているか
- 全体的なフォントは統一されているか
- 営業担当者によってバラバラのテンプレートを使用していないか
他にも凝りだしたら、まだまだたくさんありますが
とりあえずこの8つです。
当たり前のようなことばかりですが
なかなか出来ていない会社もあります。
これらは最低限のポイントです。
まずは、この8つをしっかり網羅した
パワーポイント資料の作成を心掛けましょう。
1~7番目のポイントは
パワーポイントに限った話ではありませんが
資料作りの体裁を整えるための最低限のポイントです。
そして、8つ目のポイントについては
会社としての統一感を出すために大切なポイントです。
提案書は内容が大切ですが、見た目の体裁を大切にして
「まずはお客に見てもらう」という土俵に乗りましょう。
理想は、「御社の資料はいつも綺麗ですね!」と
お客さんから言われることです。
資料の作り込みが綺麗だと
「内容そのもの+α」の効果があります。
ぜひ見た目の綺麗さで
この「+α」の効果を導き出してみましょう。
まとめ
今回はパワーポイントでの資料作成の
見た目の綺麗さについてお話しました。
見た目がすべてではないですが、例えば同じ内容だったら
見栄えが良い方が好印象であることは間違いありません。
見栄えが良いと内容に「+α」の効果があるのです。
これは人間でも同じですよね。
中身や性格が同じ人間だったら
見た目が良い男の方がモテますよね!?
営業マンがお客さんに提出する資料は
その企業がお客さんに
「最初に納品する納品物」
であるとも言えます。
つまり、納品物である以上は、内容はもちろん
見た目にもこだわりましょう。
これはお客さん向けの資料の作成のときだけではなく
社内での資料作成の際もこだわってください。
パワーポイントでの資料作成の際は
日頃から「見た目の綺麗さ」を追求することで
見栄えの良いパワーポイント資料作成スキルが
身についてきます。
ぜひ実践してみてくださいね。