何気なく作っているプレゼン資料から卒業しよう
いきなり本題から入りますが、プレゼン資料を作成する際
フォントの使い方は大変重要です。
普段は何気なくプレゼン資料を作っている
営業マンもいるかと思いますが
フォントの使い方を工夫して
ライバルの営業マンに差をつけましょう。
フォントの使い方によるテクニック次第では
そのプレゼン資料の見栄えが格段に変わってきます。
プレゼン資料は、内容はもちろんですが、見た目も大切で
特にフォントの使い方を工夫することで
見た目がガラリと変わってきます。
今回は、簡単なテクニックでありながらも
効果がある「数字のフォント」の使い方について
ご紹介しますね。
数字のフォントは全角か半角か?
プレゼン資料には
よく数字を使うことが多いと思います。
何か訴求する点を数値化して、数字で表現したり
具体的な金額や期間を数字で提示することも多いですね。
そんなとき、プレゼン資料の中に出てくる
数字のフォントの使い方をひと工夫してみましょう。
まず、数字を使う場合の
基本的なテクニックを次に紹介します。
- 1桁の数字は全角
- 2桁以上の数字は原則半角
- 2桁以上でも強調したい場合は全角でもOK
以上です。
テキストの文字列の中でも
数字は相手に対して訴求するために
使用することが多いです。
数字を織り込むことで、数字が何を示しているのか?
どれぐらいのボリュームなのか?
を具体的に相手に伝えることが出来ます。
順番に詳しく見ていきましょう。
1桁の数字は全角
数字を使用する場合
1桁の数字は積極的に全角を使っていきましょう。
その方がプレゼン資料の中の数字を
際立たせることができます。
特に、「1,2、3」の数字は
順位や成績を表すケースが多いので
全角を使用しないと、アピール度が半減してしまいます。
全角の数字を使うことで
1桁の数字をただの数字ではなく
「文字」のような扱いで、相手に伝えることが可能です。
2桁以上の数字は原則半角
2桁以上の場合は
できれば半角を使用する方が見やすいです。
これは、2桁以上の数字は、文字的な役割ではなく
実際の数量自体を示す役割が多いからです。
特に3桁、4桁の数字は、半角にしないと
見栄えが悪くなってしまいます。
また、4桁以上の数字には
カンマを入れた方が見やすいので
カンマもしっかり入れておきましょう。
2桁以上でも強調したい場合は全角でもOK
ただ、2桁以上の場合でも
その数字自体を単なる数量ではなく
相手にアピールするための材料として使用するならば
全角でもOKです。
相手に積極的に訴求する数字は
2桁だとしても積極的に全角を使用していきましょう。
その方が、相手へのアピール度が上がります。
強調する数字のフォントサイズは大きめに
数字は桁数によって、全角を使用した方が良いか
半角を使用した方が良いかについて、お伝えしました。
細かい話でしたが
より際立つプレゼン資料を作成するためにも
ぜひ参考にしてみてください。
また、数字を使用する場合は
数字自体を相手に訴求することが多い
というお話もしました。
つまり、プレゼン資料における数字は
それ自体が強調語の役割をしているのです。
従いまして、数字を使用する場合は
積極的にフォントサイズを大きめにしていきましょう。
他のテキスト文と差別化をして
「数字」を目立たせていくのです。
できれば、フォントサイズを大きくするだけではなく
フォント自体も他のテキスト文と違うフォントを
使用しても良いです。
これだけのテクニックでも
相手への数字のアピール度が格段に上がりますよ!
イメージとしては、こんな感じです。
「MSゴシック」でテキストを書いているところに
「3」と「1」のフォントサイズを大きくして
フォントの種類も「HGP創英角UB」に変えてみました。
どうでしょうか?
数字による訴求点がハッキリしていて、抜群に見やすいし
アピール度が増していますよね。
ちょっとした工夫で、とても見やすくなるのです。
まとめ
今回は、プレゼン資料での
「数字のフォントのひと工夫」についてご紹介しました。
プレゼンに出てくる数字は、単なる数量を示すだけでなく
相手に訴求する材料となる具体的な意味を持った
文字的な役割を兼ねています。
他のテキスト文の中に埋もれてしまわないように
数字だけを目立つように工夫して
お客さんにアピールしていきましょう。
今回私は、数字を使用する場合の全角・半角の使い方や
数字だけフォントサイズを大きくするテクニックを
ご紹介しました。
実は、このテクニックは
結構身近なところであなたも目にすることがあります。
それは、広告やチラシです。
広告やチラシでは、かなりの頻度で
数字だけフォントサイズを大きくするテクニックが
使われています。
例えば、「キャンペーン期間3ヶ月」という広告の場合は
「3」だけフォントサイズが大きい広告が多いですね。
また、「割引特価980円」のチラシの場合は
「980」だけ大きなフォントサイズだったり
フォントの種類を変えていることも多いですね。
このように、広告やチラシを注意深く見てみると
プレゼン資料を作成する際のヒントがたくさん眠っています。
あなたも、身近にある広告やチラシでOKなので
次から注意深くフォントの使い方を見てみてください。
きっと、いろいろな発見があると思いますよ。