年賀状の返信はいつまでか?
まさか!あの人から年賀状が!
お正月が明けて、会社に出社したとき。
「あれ、あの人から年賀状が来てる!」
なんて、アセることがありますね。
「まさか、あの人から!」
という感じで、自分からは年賀状を出していないのに
相手からは年賀状が届いている・・・。
こんな状況は営業マンとしては、結構アセります。
特にお客さんからの一方的に届いた年賀状は
アセり度120%。
自分も長い間、営業をやってきていますが
こんな経験を何度もしたことがあります。
本当に「まさか、あの人から!」ですね。
でも、それはそれで仕方がないので
落ち着いて年賀状を戴いた相手に対して
年賀状の返信をしましょう。
もらいっぱなしや無視したままの状態よりかは
多少遅れてでも返信しておいた方が良いですよ。
なんとなく遅れて返信することに
気まずさを感じるかもしれませんが
そのまま返信しない方が相手に対して
失礼になってしまいます。
営業の場合は、長いお付き合いになることも多いので
この辺の対応はしっかりやっておきましょう。
返信はいつまでに?
では、戴いた年賀状への返信はいったいいつまでに
相手に送った方が良いのでしょうか?
一般的には「松の内」と言われて
1月7日までと言われています。
これは「相手に届く日」が1月7日までという意味です。
あなたの会社の出社初日はいつでしょうか?
正月明けの出社日は、1月4日か5日あたりが
一番多いですよね。
ってことは、年賀状の返信を1月7日までに
相手に届けることは不可能ではありません。
- 出社日にまず年賀状をチェック
- 自分が年賀状を出していない人から年賀状をチェック
- 急いで年賀状を書いて出す!
こうすれば、1月7日までの返信に間に合いますよね!
1月7日に間に合わないけどどうしよう!
もしも、1月7日までに年賀状の返信が
間に合わない場合はどうしましょう?
その場合は、年賀状ではなく、寒中見舞いという形式で
相手にお返事を出しましょう。
寒中見舞いは節分の時期の2月4日までに
相手に届けばOKです。
これなら1月7日に間に合わなくても大丈夫ですよね。
でも、年賀状を戴いたお礼を遅れて寒中見舞いで出すのは
最終手段なので、できれば年賀状への返信は
年賀状で出した方が形としてはキレイです。
年賀状を遅れて返信する場合の例文
年賀状を遅れて出す場合の例文
年賀状を遅れて出す場合の文言は
どのようにしたら良いでしょうか?
特に決まりはありませんが、できれば年賀状を戴いたお礼と
返事が遅くなってしまったことについて
触れておいた方が無難です。
特に相手がお客さんの場合は
この2点を踏まえた年賀状がベストです。
例文としてはこんな感じです。
[aside type="normal"] 【年賀状の返信の例文】
謹んで新年のお慶びを申し上げます
ご丁寧な年賀状を頂きましてありがとうございました。
また、新年のご挨拶が遅れ、誠に申し訳ございません。
昨年は、新規プロジェクトなど
何かとご指導頂きましてありがとうございました。
今年もぜひ宜しくお願い申し上げます。 [/aside]
こんな感じです。
文面の構成としては、
- 新年のあいさつ
- 年賀状を戴いたお礼
- 返信が遅くなったお詫び
- 昨年のお礼
- 今年もよろしく
という構成でOKですね。
4の昨年のお礼は、お客さんによって
いろいろな文面があると思うのでアレンジしてみてください。
たまに、こういったお返事をメールで済ませようとする人がいますが
できれば年賀状ぐらいは、年賀はがきにしっかり書いて出しましょう。
あと、手元に年賀はがきが無い場合は
普通はがきの宛名面の切手の下に赤字で「年賀」と書いてください。
寒中見舞いの例文
では、1月7日までに間に合わない場合の
寒中見舞いの文例を紹介します。
[aside type="normal"] 【寒中見舞いの例文】
寒中お見舞い申し上げます。
寒さ厳しい折柄ご自愛ご健勝をお祈り申し上げます
本年も引き続きご指導ご鞭撻賜ればと存じますので
何卒宜しくお願い申し上げます。 [/aside]
こんな感じで、年賀状のお礼や返事が
遅れてしまったことについては触れません。
これでOKです。
ただ、寒中見舞いの場合は、年賀状と違って
普通はがきで相手に出すようにします。
間違っても、余った年賀状とかで出してはいけません。
ただ、先ほどもお伝えしましたが
年賀状の返信という意味付けからすると
年賀状で返信した方が無難だと思います。
まとめ
時代の流れとともに、だんだん年賀状をやりとりする習慣が
少なくなってきたと思います。
特に友達同士では、FacebookやLINEで
新年のメッセージをやり取るする世代も多くなってきました。
それはそれで時代の移り変わりでOKだと思います。
ただ、相手がアナログ的に年賀状を送ってきた場合は
しっかりと年賀状でお返事をしておきましょう。
なぜなら、相手は「年賀状という習慣」を良いと思って
あなたに年賀状を出しているからです。
1年のお礼と新年の挨拶として年賀状を戴いた訳ですから
こちらも年賀状で返信した方が無難ですよね。
営業は、ある程度相手の習慣に合わせて
対応する場面がありますが、年賀状もその一つです。
ぜひ面倒くさがらずに年賀状を書いてくださいね。