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法人営業の教科書

予定を詰めすぎ

営業マインド

予定を詰め込み過ぎてテンパってしまわないための考え方

投稿日:2019年2月1日 更新日:

無理に予定を詰め込みすぎるとロクなことがない

以前、私が個人向けの営業をやっていたときの話です。

とにかく1件でも多くお客さんのところを訪問したいという気持ちが強すぎて
1日の訪問予定をカツカツに入れていた時がありました。

訪問予定先をビッシリ入れ込んで
「よっしゃ!回るぞ!」
と気合いマンマンでスケジューリングしていたのです。

ところが、そんなカツカツに設定した予定なんて
その通りにこなせる訳がありません。

営業はお客さんありきの仕事なので、当然、お客さんの状況によって
予定が狂っていきます。

ただ、1件でも多く訪問するために気合いが入っているので
予定が狂うほどアセリを感じて、さらに「何とかしないと」
と思い無理な予定を立ててしまうのです。

こうなると完全に負のスパイラル。

スケジュールを詰め込み過ぎているため
仕事に無理が出てきてしまったのです。

  • 行動ひとつひとつにゆとりが無くなる。
  • ゆとりが無いからミスやトラブルも起きやすい
  • でも予定が詰まっているのでトラブルに対応している時間が無い
  • 突然の状況変化に対応できない
  • 結局、毎日予定通りにいかないので、やる気が落ちてくる

毎日、数字のプレッシャーばかりを感じて
日々空回りしてしまったのです。

しかも、当時は車で移動しての営業だったので、アセって運転するあまり
スピード違反で何度か捕まってしまい、結構な罰金を納めました。

事故を起こさなかっただけ良かったのかもしれませんが・・・。

こんな感じで予定を詰め込み過ぎてしまうと
予定をこなすための営業になってしまいがちです。

特に

「絶対に今日は○件回る!」

とか

「必ず○人に会う!」

なんて決めてしまうと、それ自体が目的になってしまって
本来の営業の目的からズレてしまいます。

確かに「1件でも多くのお客さんに訪問する」という考え方は
大切なのですが、無理なスケジューリングは逆効果ですね。

 

スケジュールにはゆとりを持とう!8割埋まったらすでにMAX!

スケジュールにはゆとりを

無理な予定をカツカツに入れすぎると
負のスパイラルに陥ってしまうというお話をしました。

あまりにもビッシリ詰め込んだスケジュールは
仮にこなせたとしても、気合いが入っている最初の頃はいいのですが
いつか燃え尽きてしまいます。

そうならないためにも、予定の入れ方について
考え方をちょっと変えてみましょう。

具体的には、スケジュールにゆとりを持つのです。

カツカツにスケジュールを入れたくなる気持ちを抑えて
予定に少しゆとりを持たせるのです。

お客さんへの訪問スケジュールを
あまり詰め込みすぎないようにします。

特にアポイントを取ってお客さんと面談する場合は
面談予定をビッシリ入れない方が無難です。

お客さんとの面談が長引いたり、交通事情によって
次のアポイントの時間に遅れたらアウトです。

それこそ私のようにスピード違反してしまうと
そもそもの一日の予定が思いっきり狂ってしまいます。

ですので、なるべくゆとりを持って予定を立てるようにしましょう。

ある程度時間が空いてしまうぐらいのスケジューリングで
ちょうど良いです。

感覚的には、一日のスケジュールの8割が埋まったら
もうMAXだと思ってください。

それ以上予定を詰め込みすぎると、どこかで無理が生じてきます。

無理が続くと、心のゆとりもなくなってしまい
営業の仕事がつまらなくなってしまいます。

 

遊び心があるぐらいでちょうど良い

遊び心があるぐらいでちょうどよい

営業は、会社の外に出て仕事ができるのが一つの特権です。

せっかく外勤で自由な行動をとれる訳ですから
多少の遊び心を持って会社の外に出てもいいぐらいですね。

営業と言う仕事を楽しみましょう。

  • お客さんに訪問した後、行きたかったラーメン屋に行く
  • ちょっと寄り道して、前から欲しかったものを買う
  • 気になっていた新しい店に行ってみる
  • 欲しかった本を本屋に寄って買う

などなど、行動スケジュールにゆとりをもって
さらに遊び心があってもいいぐらいです。

一日、一つは自分の楽しみを作って
営業中に息抜きをするぐらいでちょうど良いでしょう。

営業は長期間に渡って目標を達成していく仕事です。

そのためにはゆとりが無いと、疲れ切ってしまいます。

たまにはカフェでお茶しても良いでしょう。

気分転換も必要ですね。

その方が、1件1件の訪問の質も上がりますし
想定外のことが起きても心のゆとりをもってお客さんに対応できます。

ぜひ、予定を詰め込みすぎないようにして、営業を楽しみましょう!

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